医師のご紹介

2020年3月、所沢市くすのき台に「整形外科」「ペインクリニック（痛みの総合診療科）」を主とした所沢整形外科ペインクリニックを開院いたしました。

学生時代から長年住み続けている所沢で、医師として働けることを喜ばしく思います。私は当初、外科医を目指していましたが、研修医時代に麻酔科医として従事した際、全身管理の重要さに気づき神経ブロックの研磨を積みました。その経験がペインクリニックの基礎になっています。

現代社会での運動器は「使わなさ過ぎる」か「使い過ぎるか」の二極化が問題となっています。健康な生活を送るためには適切な運動量と休養が必要ですが、極端な生活を送ることにより幼少期から運動器に障害を抱えることが深刻化しています。実際、昔に比べ「片脚でしっかり立つ」「負荷を手で支える」「体操をする」という単純な動作ができなかったり、些細なことで怪我をする子供が増えています。
このように、ロコモティブシンドローム（運動器症候群）は高齢者だけに起こる問題ではなく、幼い頃の生活習慣や環境も大きく関連しています。

子供は自由に身体を動かせるように。
高齢者は不自由の少ない状態で生活を楽しめるように。
痛みの悪循環が続く人は、原因診断と治療を素早く行えるように。

それが私の理想とするクリニックです。

当院は、年齢や性別、症状の種類を問わず、身近で頼りになるクリニックになることを目指しています。愛着のある地域で、皆さまの健康のためのお手伝いができるよう努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。